用語集 A to Z




【垂直尾翼】
飛行機の方向安定性を与える固定された垂直安定板と、後方にある可動部分のラダーからなる。機体の尾部に垂直に取り付けられている。

【水平対向】
多気筒エンジンの1種で、回転軸を中心に各シリンダーの配置を左右水平にレイアウトしたエンジンのこと。R/C飛行機ではスケール機で使用されることが多い。実機パイパーカブのフラット4が有名。

【水平尾翼】
飛行機に縦安定を与える固定された水平安定板と縦方向の動きを与える昇降舵、エレベーターからなる。

【スケール機】
実機のサイズを縮小したスケールモデルのこと。スケール機とも呼ばれる。

【スタント機】
パターン機、F3A機とも呼ばれる。FAIの定めるF3A競技規定ルールによるフライトを目的とした機体。

【スティック】
R/C送信機の一部。このスティックを上下左右に動かすことで、機体は姿勢を制御する。

【スティックワーク】
フライヤーのスティクさばきのこと。

【スパッツ】
固定脚の空気抵抗を減少させるために、車輪の部分に被せた流線型の覆いのこと。

【スピンナー】
プロペラ取り付け部分の上に被せる円錐状のパーツのこと。フライト時の空気抵抗を減少させるとともに、R/C飛行機の場合、エンジン始動時に電動スターターを押し当てる部分にもなる。

【スモーク】
エンジンが燃焼している時の熱を利用し、スピンドル油といった発煙用のスモークオイルを排気管に流入させ発生させる煙のこと。エアロバティックなどの演技中の仕掛けとして行う。

【スロープ】
丘や山岳部などの斜面のこと。このスロープに沿って吹く、斜面上昇風を利用してグライダーをフライトさせることを、スロープソアリングという。