KYOSHOフェア in 大阪



すべての車好きへの、熱きメッセージ“dNaNo”誕生。
世界を揺るがすその全貌をついに公開!


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3月5日午後3時、入り口から人があふれ、その熱気が春まだ遠き寒空をはじき返すほどの勢いの中、噂のdNaNo(ディーナノ)のプレス発表会は開催されました。
ファッションやカルチャーの最先端の街、六本木に相応しい洗練された佇まいを見せる「ハニーズガーデン東京」をその会場に選んだのは、dNaNoもまた、最先端を歩むホビー文化であるからに他なりません。

ミニッツで巻き起こしたマイクロモータースポーツの大きなうねりは、いまや世界的な流れとなって、独立したホビーカテゴリーを生み出しました。そのミニッツで得たノウハウを突き詰め、さらに最先端の技術を盛り込んで、誰も体験した事のない究極のホビーワールドを提供するという想いのもと、dNaNoは誕生しました。これは、単なるレーシングマシンという枠に捕らわれない。まったく新しいメカニズムであり、そして壮大なシステムなのです。今回のプレス発表会レポートを通して秘密のベールをはがし、その魅力と全体像をご報告してまいります。




ハイクオリティプロダクトに相応しきステージ

大人の集まる街とはいえ喧噪が満ちている六本木にあって、ここ「ハニーズガーデン東京」は静かでファッショナブルな時間が流れる特別な場所。結婚式や、イベントが開催され、トレンドの最先端ではなく、最先端のトレンドを作り出す人達が集うスペースです。その2階のチャペルでプレスカンファレンスを行い、1階のパティオとそれに連続するイベントエリアに特設コースを設営し、大々的に開催しました。集まったマスコミ関係者は200名以上。雑誌社、TV局など種々の媒体各社にご参加頂きました。さらに第2部では専用サイト「dnano.jp」で応募いただき、抽選で決定した一般の方約100名様が来場。実車の発表会を彷彿とさせる、洗練されたムードの中で楽しんでいただけたようです。

一般公開では待ち切れないファンが、開場30分前に列を成していました パティオではドリンクサービスも リラックスムードの中で進行


そのコンセプト、目指しているもの、そして成し遂げている事

発表会は社長 鈴木正之、プロジェクトリーダーである会長 鈴木明久、開発担当 浅井伸一による説明で進行しましたが、それぞれの発言要旨をご紹介する事によってdNaNoのプロフィールを明らかにしていきましょう。

<社長:京商DNAの成果>
40年以上もの長きにわたって、R/Cを中心にホビー界を牽引してきた京商の哲学は、何よりも生き甲斐と感動のあるホビーライフを提供したいという点に集約されます。そのためには真にイノベーティブな開発姿勢が必要であり、それにより時代とニーズに呼応した製品提供ができるのだと常々思っています。では今の時代には何が求められているのか?そのヒントがミニッツの世界的人気であり、逆にその人気故にニーズに対応できていない部分があるのではないかという問題提起でした。その解決のために始動したプロジェクトがdNaNoで、それは遊びの環境整備という事も含んでのトータルな開発だったといえます。KYOSHO OMOTESANDOに始まる我々の活動は、4月17日(木)に開店するKYOSHO AKIHABARAとも相まって、dNaNoに新たな価値を与えていくべきだと考えています。その第一歩が本日より始まったのです。

<会長:歓びを創造するイノベーション>
本格化を増した弊社のマーケティング活動により、ユーザーが今現在求めている事が、徐々にあぶり出されてきました。もっとスケール感が楽しめる事。走りの性能が優れている事。そして奥深き世界がずっと続く事。そんな声に応えるべく、dNaNoはミニチュアカーに匹敵するリアルさとクオリティを大前提として、その上でレースが楽しめ、そのレースもシステマティクに運営できることをテーマに、最先端の技術を数多く盛り込んだのです。そのため発想から製品化までには数年間を要しました。その成果の一例が非接触式のICタグの採用で、様々なデータを有効に活かせる事により、アナログとバーチャルの有機的融合の可能性をdNaNoは備えています。マシンとサーキット、そしてオーナーがWebでつながる壮大なシステムとなる事が、dNaNoの最大の特徴なのです。将来的には地球規模でのレースが一箇所に集まることなくできるという夢さえも、現実感をもって語れるのです。理想をかなえるために常に心がけたイノベーションの成果が、dNaNoには詰まっています。ぜひこれからの展開にもご期待ください。そして新しい歓びを育てる事にお力添えをください。

<開発担当:時代がdNaNoを作らせた>
1/43スケールのダイキャストカーがそのまま走り出したら、それもレーシーな性能を携えていたら・・・。それがdNaNoの発想の始まりでした。同時に市場のニーズを解析して得られたテーマにも忠実である事を目標としました。その結果、数々のイノベーティブな技術を投入することで理想を妥協なくかなえられたと自負しています。そのためにまず行ったのは、実車のディメンションを極力崩さずに、リアルなボディを作る事でした。リアルさを重視するなら、譲れない順番だと考えたのです。これはR/Cカーでは前代未聞のボディ先行開発で、その後にシャシーを作るのが実に大変でした。しかも走りの質は損ないたくない。さらに壮大なWebを取り込んだシステムとすることで、レース環境にも革新をもたらしたいということで、数々の新機軸を盛り込みました。オプションのジャイロセンサーや、30分は走れるリポバッテリー環境等々もその一環です。他にもこれから色々と出てきます。開発中ひしひしと感じたのは、我々のやっている事が、市場の声に真に応えているなという実感です。まさに時代の要求が、dNaNo開発の原動力となったと思います。車好きのすべての方々に捧げるマシン、それがdNaNoです。

社長 鈴木正之 プロジェクトリーダー 会長 鈴木明久 開発担当 浅井伸一


カメラの砲列がdNaNoを直撃

内容の詳しい発表後に設けたフォトセッションの時間は、内容を理解いただいたが故の興奮が伝わるものとなりました。



デモ走行と体験走行で魅力を実感

いよいよ1階に移動してのデモ走行会と体験走行の開始です。サーキットでの登録からコースイン、ラップタイムの自動計測システムの実演、そしてPCからのアクセス等々をご覧いただき、その革新的な内容に驚きの声があがっていました。

TVのインタビューを受ける鈴木会長 精巧な出来映えにため息がもれる 京商ワークスドライバーによるフォーメーションラップで走りを初披露


道上龍選手が初体験。沸き上がる歓声。

デモコースは本コースとトレーニングモードを解説するための練習コースの2種類が用意されました。そこへ特別シークレットゲストとして、日本を代表するレーシングドライバー道上龍選手が来場。この日初めて対面したというdNaNoのリアルさにまずビックリ。その後トレーニングモードで練習し、本コースで模擬レースを体験いただきました。ジャイロを装備したスタビリティの高い、安定した走りに驚く選手を見て、記者の皆さんもまた驚くという、楽しい光景が出現しました。

ハイスピードデモンストレーションに会場騒然 あの道上龍選手が来場!華麗なデモ走行を披露してくれました 走らせる楽しさを感じていただけるよう、トレーニングコースも用意


dNaNoの商品構成、オプションパーツを展示

4月18日に発売となるラインナップを中心に、開発中のオプションパーツや、後日発売予定のボディラインナップを展示。またうれしい発表として、この日、KYOSHO OMOTESANDOにて3月20日にエンツォフェラーリ(100台)が先行発売される事がアナウンスされました。商品自体の詳しい情報は「dnano.jp」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。



専用サーキットでも、自宅でも、楽しみは無限大。

WebとサーキットがリンクしたdNaNoは、パネルにあるように、ライセンスカードによりドライバーの情報を、ICタグにより走行データを蓄積します。これらのデータをもとにWebを通してあなただけの走行履歴をダウンロードできます。しかし、専用サーキットばかりがフィールドではありません。1/43ダイキャストカー用のジオラマなどで、車庫入れプレイもナカナカに楽しいもの。もちろん、ちょっとしたスペースでの草レースでも、本格的な歓びが味わえます。

1/43ミニチュアカー用ジオラマも利用可能 例えば車庫入れ競技も自宅で楽しめる 壮大なWebリンクシステムの概要を公開


一般招待者のみなさんの反応は・・・。

今回、先行して開設していた専用サイト「dnano.jp」でこの発表会の来場希望者を募ったところ、予想を遙かに超えるご応募をいただきました。抽選の結果100名様にご来場いただきましたが、遠くは中国地方からの参加者もいらっしゃるなど、会場の熱気は記者発表会以上のものとなりました。中にはミニッツカップファイナリストの顔もあり、持参のミニッツレーサーとの現物比較をされるなど、関心の高さは並大抵ではない様子。dNaNoだけの世界感に納得いただき、新たな世界への挑戦を検討いただけたようでした。

関心の高さは、この表情をご覧いただければおわかりいただけるはず ミニッツカップを楽しんで頂いている皆さんも納得の様子 大スクリーンでは、流れに沿ってシステムの詳細を発表


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