MINI-Z CUP 2019関東ブロック大会 レポート

2019.6.8-9  神奈川県横浜市「日産グローバル本社ギャラリー」

KYOSHO CUP 2019関東ブロック大会 レポート

関東ブロック大会を皮切りに2019シーズンがついに開幕!

今年で17年目にシーズン・インしたミニッツカップ2019が、神奈川県横浜市「日産グローバル本社ギャラリー」にて開幕!今年はミニッツが発売されてから20年を迎える記念すべき年でもあり、今シーズンは「ミニッツ20周年特別企画」を実施。まず1つは「ミニッツ20周年特別枠」、ファイナルチャンピオンシップ代表権のある決勝Aメインを走行し、代表権を獲得できなかった選手の中から、抽選で土日それぞれ1名ずつに代表権が授与されるというもの。2つ目は「コースレイアウトを事前発表」。エントリー受付開始時に、どのレイアウトで実施するか発表されるので、イメージトレーニングしてから本番に挑めるという企画だ。また開催されるクラスも大きな目玉として「エンデュランス クラス」が新設。ドライバー交代のタイミングが重要となるチーム戦だ。大会は両日で述べ208名がエントリーし、各クラスでミニッツ使いが見どころ満載のレースを展開した。

ミニッツ エンジョイラン


普段走れない大きなコースを自由に走ることができるミニッツエンジョイラン。走行後には各自にラップチャートを渡すため、自身のレベルアップを確認することができるフリー走行枠として人気を集めている。今大会は初参加の選手が多く、土曜日13名、日曜日7名がエントリーして、ミニッツレーサーによるサーキット走行を楽しんだ。ミニッツレーサーさえ所有していれば誰でも気軽に参加できるので、まだミニッツカップに参加したことがない人はエンジョイランでミニッツカップの雰囲気を体感してみよう!

※ファイナルチャンピオンシップ出場権は、ありません。

ナローツーリング クラス


今大会最多の49名がエントリーと大激戦となったクラス。予選トップの小泉選手がスタートからレースをリードするも僅差の争いが続き、上位4選手が同一周回というすばらしいレースを展開。優勝した小泉選手は代表権を辞退していたため、4位の大野選手までが代表権獲得となった。

第3位 桑田 貴透第1位 小泉 大晴第2位 小森 健男

Pos.Driver NameLapTotal Time
1小泉 大晴498'01.070"
2小森 健男498'03.280"
3桑田 貴透498'07.180"
4大野  仁498'07.890"
5小松 智実488'09.200"
6山崎 洋平478'00.180"
7菅原 光輝478'08.610"
8笠原 善徳478'09.780"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ代表権獲得

・1位の選手が辞退の為、2位、3位、4位の選手が代表権獲得。

・7位の菅原選手は20周年特別枠にて代表権獲得

オープン クラス


全クラス中、最速レンジで争うオープンクラスには10名がエントリー。ミニッツカップファイナリストが多数参戦のハイレベルなレースが見られた。上位3選手は8秒台のベストラップを記録、同ラップでの争いは観客の目を釘付けにした。

第3位 岩田 直哉第1位 上林  博第2位 土方  亮

Pos.Driver NameLapTotal Time
1上林  博538'02.920"
2土方  亮538'06.100"
3岩田 直哉538'06.470"
4満留  淳518'01.450"
5綿崎 善昭498'04.730"
6矢田 信夫488'02.470"
7笠原 善徳458'07.760"
8木村 哲也285'27.970"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ代表権獲得

・1位の選手が辞退の為、2位、3位、4位の選手が代表権獲得。

ドリフト クラス


指定のドリフトタイヤを使って争われる人気のドリフトクラスには12名がエントリー。ドリフトテクニックに加え、速さも求められる難しいクラス。決勝Aメインは序盤からTQの森田選手が逃げる展開。スタートで出遅れた山田選手に代わり、予選4番手の山崎選手が2位となった。結果はこのクラスのスペシャリスト達が上位を占める展開となった。

第3位 中春 正太第1位 森田 昇一第2位 山崎 洋平

Pos.Driver NameLapTotal Time
1森田 昇一368'00.950"
2山崎 洋平368'10.970"
3中春 正太368'11.970"
4山田 和弘358'08.560"
5鈴木 祐介338'19.400"
6小泉  学328'03.960"
7三次  翔328'09.030"
8江口 啓人318'10.000"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ代表権獲得

エキスパート クラス


ナローツーリングクラスのレギュレーションで行われたエキスパートクラスには3名がエントリー。すでにファイナルチャンピオンシップへの代表権を獲得した選手とあってすばらしい走りを見せた。決勝Aメインは、予選から他を寄せつけない速さで金田選手が2位以下に2ラップの差をつけてのポール・トゥ・ウィンを決めた。

第3位 佐々木 忠第1位 金田  勉第2位 軽部 俊和

Pos.Driver NameLapTotal Time
1金田  勉498'06.520"
2軽部 俊和478'06.120"
3佐々木 忠478'14.040"

エンデュランス クラス


初開催のエンデュランスクラスには14チームの参加となった。2名一組でチームを組んで、24分間の長丁場、ドライバー交代とバッテリー交換を義務付けるなど通常のレースとは違うチーム戦となっている。各チーム大きなトラブル無く24分間を走りきった。優勝は親子でチームを組んだTEAM BOOとなった。

第3位 ヲスギと雑記帳
(岡安 昌仁、杉尾 隆史)
第1位 TEAM BOO
(小泉 学、小泉 大晴)
第2位 麻婆のRCブログ
(浅場 忍、会田 茂雄)

Pos.Team NameLapTotal Time
1TEAM BOO11724'02.210"
2麻婆のRCブログ11524'07.600"
3ヲスギと雑記帳11424'10.430"
4S-1 Racers11424'11.210"
5チーム クー11324'03.300"
6チーム大塚一派11124'06.150"
7N i A11024'05.960"
8Super J10924'07.090"
9T&K10124'13.080"
※上位 2チームはファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

プロダクション クラス


RWDシリーズのみ参戦可能なプロダクションクラスには39名がエントリー。予選では小学生ドライバーの照井選手が見事な走りで予選3番グリッドに入る活躍を見せた。決勝AメインはTQの三次選手がスタートから9秒台のベストラップを刻みレースを終始リード。三次選手は代表権を辞退していたので5番手までの選手の激しい代表権争いが終盤まで続いた。トップの三次選手はその後もハイペースでラップを重ね、2位以下の選手に大差を付けてポール・トゥ・ウィンを達成した。

第2位 高山 達哉第1位 三次  翔第3位 安田 計次朗

Pos.Driver NameLapTotal Time
1三次  翔488'08.340"
2高山 達哉468'01.010"
3安田 計次朗468'06.150"
4近田 積治458'02.830"
5伊東 知幸458'05.590"
6照井 涼太448'05.900"
7柳田 浩正438'08.960"
8内藤 忠弘428'11.310"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

・1位の選手が辞退の為、2位、3位、4位の選手が代表権獲得

ノービス クラス


ミニッツカップ初参加の選手が多かったノービスクラスには33名がエントリー。決勝AメインはTQを獲得した宮川選手が好スタートをきるも、4番グリッド、5番グリッドから追い上げてきた選手と順位を入れ替えながらのトップ争いを展開。上位3台は同周回での争いが続いたが中盤以降、安定した走りを見せた平賀選手が僅差のレースを制した。

第2位 太田  浩第1位 平賀 陽一第3位 宮川 佳祐

Pos.Driver NameLapTotal Time
1平賀 陽一428'07.520"
2太田  浩428'11.050"
3宮川 佳祐418'00.460"
4小野 明則408'11.670"
5岡本 原太朗398'01.200"
6寺田 光希388'17.830"
7田村 周平378'02.570"
8仲川 倫弘158'08.920"
※ファイナルチャンピオンシップ代表権はありません

FWD クラス


ミニッツ初となる前輪駆動モデルのみで争われるFWDクラスには13名が参加。決勝AメインはTQを獲得した杉尾選手が好スタートをきるも、4位までの選手が同周回での争いが8分間続く白熱したトップ争いが繰り広げられた。トップは10秒台のベストラップを連発したスピードに勝る杉尾選手が一歩抜き出て優勝。2番手以降は1.5秒内に3台が入る大接戦となった。

第2位 小西 浩之第1位 杉尾 隆史第3位 猪股 正樹

Pos.Driver NameLapTotal Time
1杉尾 隆史448'00.730"
2小西 浩之448'07.810"
3猪股 正樹448'08.390"
4山田 和弘448'09.290"
5谷本 圭一郎438'09.760"
6坂口 勝弘428'05.000"
7岡安 昌仁408'01.310"
8柳田 浩正378'04.810"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

・7位の岡安選手は20周年特別枠にて代表権獲得

ワイドツーリング クラス


21名がエントリーしたワイドツーリングクラス。決勝 AメインではTQを獲得した上林選手がオープニングラップで順位を落とすが、8秒台後半から9秒台前半のラップで周回を重ねトップに立つとその後は8.75秒のベストラップをマークし、2位に1周差を付ける危なげない走りで優勝を飾った。

第2位 森  敦史第1位 上林  博第3位 勝田 隆之

Pos.Driver NameLapTotal Time
1上林  博528'01.030"
2森  敦史518'04.990"
3勝田 隆之518'06.890"
4片山 和久518'09.330"
5植松 秀和498'00.230"
6矢田 信夫498'06.110"
7Sum488'03.400"
8安田 計次朗000.000"
※上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得

・安田選手はすでに代表権を獲得したため出走せず

Concours d'Elegance


菅谷 茂樹 選手(ナローツーリング クラス)

小西 浩之 選手(FWD クラス)

ミニッツ20周年特別企画!


決勝Aメインを走行され代表権を獲得できなかった選手の中から抽選で各日1名にファイナルチャンピオンシップの代表権を与えます。

ミニッツ20周年特別枠

土曜日
菅原 光輝 選手
[ナローツーリングクラスの代表権獲得]

日曜日
岡安 昌仁 選手
[FWDクラスの代表権獲得]

じゃんけん大会


レース終了後は参加選手を対象に、じゃんけん大会を実施。最後まで勝ち上がり、決勝の場面ではキッズに賞品を譲って頂いたりと、紳士的な場面も見られた。

一般来場者も楽しめるコンテンツが盛り沢山


京商製品の展示や物販をはじめ、実際に操縦体験ができるミニッツ&スロットカー「カレラ」の体験走行、京商製品が当たるミス・フェアレディとのじゃんけん大会など、参加選手の付き添いで来場されたキッズや、たまたま会場を訪れたという一般の方々を対象に各種イベントを用意。

Special thanks!!


本大会の開催にあたりご協力頂きました全ての皆様に、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
また、コースマーシャルのボランティアや撤収作業にご協力いただきました皆様にも重ねてお礼申し上げます。

次回「ミニッツカップ2019 九州ブロック」が、7月6日(土)・7日(日) 大分県「イオンモール三光」にて開催。
みんなで一緒にミニッツカップを楽しみましょう!