ここ数年手軽な手のひらサイズRCで爆発的人気を誇るミニッツレーサーですが、使用上の問題により受信機及びスピードコントローラーの基盤の上にあるFET素子を破損させ当社ユーザー相談室に修理を希望されるお客様が増えております。
ミニッツレーサーシリーズは手のひらサイズにも関わらず他の競技用電動RCカーと同じように高性能を発揮する機構になっております。ミニッツレーサーシリーズを安全にお使いいただき、また大事な愛車を破損させないためにも下記事項をご確認いただきKYOSHO
R/Cライフをお楽しみくださいますようお願い申し上げます。


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1)走行を行う前には、駆動系(ギヤやタイヤ等)がスムーズに回転することを確認して下さい。(チェック方法としてモーターを外した状態で車体を転がすと良いでしょう。)
スムーズに回転しない場合には、ほこりや糸くずが絡み付いていることが考えられます。
必ずギヤ、シャフト、ベアリングのゴミや糸くずを取り除き駆動系がスムーズに回転することを確認してから走行してください。
走行中、スピードが遅い等の症状があった場合は走行を中断し、各部の点検を行ってください。
メンテナンスを行わずに走行を続けるとモーターやスピードコントローラー(FET素子)に負荷がかかる為に破損し、回路基板が発熱して危険です。また、毛足の長いカーペットは負荷が大きいので走行しないでください。

2)車が障害物等にぶつかりそれ以上進めない場合、無理に進もうとせずスロットル・トリガーを中立にして下さい。
スロットル・トリガーをにぎり続けると、スピードコントローラー(FET素子)が破損し、回路基板が発熱する危険があります。

3)連続走行を行った場合や、ピニオンギヤの交換によってモーターへの負荷が大きい場合などには、モーターやスピードコントローラー(FET素子)に負荷がかかり高温になります。
このような場合には5分から10分の走行ごとに休憩しながら走行を行って下さい。 モーターやFET素子の寿命を延ばすことができます。

4)走行終了後には車体側、送信機側の順にスイッチをOFFにし、必ずすべての電池を取り外して下さい。 誤動作やFET素子の破損状況によっては回路基板の発熱・電池の発熱・液漏れなどの危険があります。

上記事項をご確認のうえ、本来の性能を維持し、長期に渡りお楽しみ下さい |
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