KYOSHO CUP 2023 FINAL CHAMPIONSHIPレポート

2024.3.16-17  新東名高速道路 清水パーキングエリア「ぷらっとパーク」

KYOSHO CUP 2022 FINAL CHAMPIONSHIPレポート

これこそR/Cモータースポーツ! 記念すべき30周年、その栄冠は誰の手に?

1994年に「オレたちのモータースポーツ」という合言葉でスタートした『京商カップ』は、おかげさまで、2023シーズンでなんと30周年を迎えました。年に1度の「ファイナルチャンピオンシップ」は、今年も「NEXCO 中日本(中日本高速道路株式会社)様」の清水パーキングエリアを会場としてお借りし、北は北海道から南は九州・沖縄まで、たくさんのドライバーや仲間たちが本気で競い合いました。そんな全国の地区予選を勝ち抜いた強者たち、個人105名と17チームが決戦に集結。大会メインスポンサーである「株式会社スタッフサービス・エンジニアリング様」。そして「オフィシャルスポンサーの各社様」が、参加選手へのサポートを実施しました。改めまして、京商スタッフ一同、心より厚く御礼申し上げます。

出展メーカー

双葉電子工業株式会社/株式会社ユルギックス/近藤科学株式会社/三和電子機器株式会社/小川精機株式会社/G-max(順不同)

大会2日間は天候に恵まれましたが、時折急な春の突風に見舞われることもありました。しかし、幸いなことに怪我はなく、大会は無事に開催されました。京商カップの伝統的な白フェンスの特設サーキットは、会場裏手に大々的に設置されました。パーキングエリアを利用する一般の方々も多く、競技に本気で取り組む選手たちへの応援も多く聞かれました。
全ての選手が本気で挑むことで我々も興奮し、それぞれの選手に異なる物語がありました。

レース開催は7クラス。はたして栄冠はどのドライバーの頭上に輝く?

VINTAGE BUGGY クラス


B メイン

ここでは竹内 雅広選手、植田 健太選手、そして、Bメイン5番手の岩井 浩一選手が3位となりAメインへコマを進めてきた。

A メイン

2014年から復刻されているビンテージシリーズのみで争われるレース。ビンテージシリーズ車だけが走る風景は、まるで1980年代当時のレースを見ているような感覚。オンロードバギーならではのマシンづくりや障害物の攻略が、その命運を左右する。
Aメインではベテラン勢のマシンが先頭を争った。ポールポジションからスタートした中京大会1位の丸山 祐也選手が快調に走りを進め、関西大会1位の谷井 信夫選手、関東大会1位の美和 俊光選手が2位、3位を占める。7番手からスタートした古高 光宏選手が4番手に浮上し、そして勝ち上がってきた植田 健太選手が5番手に進出した。レースは8分でタイムアップとなり、ポール・トゥー・ウインで安定した走りを見せた丸山 祐也選手が1位、2位は美和 俊光選手、3位は谷井 信夫選手となった。

[決勝Aメイン]
第2位美和 俊光第1位丸山 祐也第3位谷井 信夫

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1丸山 祐也2808:14.217.175
2美和 俊光2708:09.017.436
3谷井 信夫2708:11.917.128
4古高 光宏2708:15.717.666
5植田 健太2708:17.617.597
6西山 美臣2608:03.917.707
7竹内 雅広2608:04.717.57
8深迫 建太郎2608:09.717.484
9佐々木 秀明2608:15.217.396
10岩井 浩一2508:05.318.161

FAZER ウルトラスケール ジュニア&レディース初心者 クラス


B メイン

中京大会1位通過の渡井たけ選手が順調にマシンを進めた。そして、北日本大会1位通過の富岡 謙斗選手が2番手、そしてシルバーの「シボレー エルカミーノを駆る 松井 美紀選手が3位となり勝ち上がりとなった。

A メイン

将来活躍する有望なドライバーが期待されるこのクラス。走行中にできるだけ接触を避けることがポイント。そして、操縦を楽しむことが重要だ。中京大会で4位だった勝又 誠仁選手がポールポジションから飛び出して快走し、1位を獲得した。九州大会で2位だった村上 知穂選手、そしてBメインから勝ち上がってきた渡井たけ選手がそれぞれ3位につける展開となった。神谷 奈七美選手が4番手に迫るが、レースが進行し5分が経過した時点で、勝又 誠仁選手が見事優勝を飾った。

[決勝Aメイン]
第2位村上 知穂第1位勝又 誠仁第3位渡井 たけ

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1勝又 誠仁1505:04.719.252
2村上 知穂1505:07.519.841
3渡井 たけ1505:14.820.021
4渡邊 優太1405:01.019.468
5神谷 奈七美1405:02.920.687
6内山 由美1405:09.620.978
7佐藤 琉生1405:12.721.029
8富岡 謙斗1405:14.420.821
9小関 風香1305:05.621.773
10松井 美記1305:19.321.911
11高山  潮1305:21.122.169
12茂木 颯雅1205:15.422.096
13田尻 航基1205:18.723.691

FAZER ウルトラスケール スポーツ クラス


B メイン

予選1位から順調に飛び出した北日本2位通過の富岡 哲平選手が快調にレースをリード。続いて、中京(60周年枠)北日本大会から斎藤 和哉選手、さらには中京大会1位通過の佐藤 武志選手が3位に滑り込み勝ち上がりを決めた。

A メイン

メルセデスAMG GT3、アウディR8、NSX GT3。そしてスープラ、ハコスカ、フェアレディ240Zなど、様々なバリエーションのマシンが美しくカラーリングを施されて共演する姿は観客を魅了した。マシンのパワーやテクニックのレベルが均衡しており、ミス一つで順位が変わるAメイン。予選トップからのスタートは、中京大会で2位通過の村山友貴選手が果たし、2番手には九州大会で1位通過の福川 光一郎選手。そして、カーナンバー6番の北日本大会で1位通過の塩崎 元大選手が続く。その後ろに2秒差をつけ、杉野 浩一選手が4番手につける。3分経過後、杉野選手が3位に浮上し、中国四国大会で1位通過の前 利之選手が4番手まで追い上げる快走を見せる。そして、8分間のレースを制したのは、TQ & WINの村山 友貴選手であった。

[決勝Aメイン]
第2位福川 光一郎第1位村山 友貴第3位杉野 浩一

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1村山 友貴2708:00.517.314
2福川 光一郎2608:01.217.764
3杉野 浩一2608:03.117.976
4前  利之2608:11.418.515
5西山  力2608:11.718.467
6塩崎 元大2608:14.317.696
7齊藤 和哉2508:04.418.552
8富岡 哲平2308:05.518.8
9佐藤 武志2208:10.918.938
10坂林 一徳DNF--

FAZER ウルトラスケール エキスパート クラス


B メイン

清水選手がライバルたちに猛チャージを受けるものの、冷静な走りで1位を守りAメインへ、九州2位通過の菅鉢 孝治選手、そして、3位は0.2秒差の激しい争いが繰り広げられたが、関西大会1位通過の隅田 賢治選手が勝ち上がりを決めた。

A メイン

様々なカスタマイズが可能で、スポーツクラスと比べて、レギュレーションの縛りを解き放ったエキスパートの方達に向けたのがこのクラス。誰が勝ってもおかしくない面々が揃う。関西大会1位通過の隅田 賢治選手はCメインから勝ち上がりを決めてきた。全車が綺麗なスタート決め、予選順位通りにそれぞれが等間隔でマシンを操るが、1週目の最終コーナーで、多重クラッシュが発生し順位変動が起こる。8分間レース中、冒頭から激しい鍔迫り合いとなりエキサイティングなレース展開。九州大会1位の酒井 国和選手、関東大会1位、カーゼッケン3番の福島 資和選手、そして、関東大会3位の國井 英二選手がレースをひっぱった。TQからスタートした北井 利幸選手は4秒差で4番手から猛追する。レース中に國井選手がベストラップ14.765をマーク。さらには、福島選手が14.624で塗り替え1位に詰め寄った。最終ラップぎりぎりまでバトルは続き、酒井選手が最終コーナーのインへ飛び込みマシンは宙を舞うが、最後にこのヒートを制したのは福島資和選手となった。

[決勝Aメイン]
第2位酒井 国和第1位福島 資和第3位國井 英二

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1福島 資和3208:06.114.624
2酒井 国和3208:06.714.801
3國井 英二3208:07.214.765
4北井 利幸3208:13.614.779
5太田 十三雄3108:11.915.215
6若松 篤史3108:12.614.899
7隅田 賢治3008:02.415.188
8西田 俊徳3008:10.315.342
9清水 孝一3008:13.215.462
10菅鉢 孝治1002:45.415.651

GAS POWER TOURING FW-06 クラス


B メイン

関西大会3位通過のカーナンバー2番の山中 春樹選手がトップを快走。そして、九州大会4位通過の山口 隆博選手が2番手、関東大会2位通過の相嶋 信一選手が3番手を走る。3分過ぎには、相嶋選手が2位浮上。5分過ぎたあたりで給油のために各車が給油にピットインし順位が入れ替わる。山中 春樹選手、相嶋 信一選手、そして3番手には、北日本大会4位通過の鈴木 モモ選手がマシンを滑り込ませ決勝へとコマを進めた。

A メイン

エンジンカーの楽しさを知って欲しいという想いから、入門用レディセットとして展開してきたFW-06シリーズ。快走するマシンが多数見受けられたが、特設コースにおける各選手たちのセッティング能力には恐れ入る。そして、エンジンカーならではの、助手との給油のコンビネーションが勝敗をわける。全車綺麗なスタートを見せたが、トップでストレートに帰ってきたのは、中京大会1位通過の、西山 祐樹選手で、TQの青木 京市選手を抑えて快走する。そして、3番手にはカーナンバー5番、九州大会1位の島村 純一選手、そして、北日本大会2位の富岡 慎雄選手。そして、3分が経過した頃、青木選手が3コーナーでアウトから仕掛けるがあえなく失敗。その隙に富岡選手が1位へとマシンを進める。しかしながら、すぐさま、青木選手がトップへと返り咲きマシンを操る。そしてコースを見渡せば、関東大会1位の五十嵐 修之選手のマシンがとても速く、正確なコントロールで3番手に浮上。紅一点の鈴木 モモ選手は勝ち上がりから、7番手を快走し、6番手までコマを進める。 15分間のうち、7分から8分の間に給油作業となるが、ピットレーンは大忙しとなった。10分過ぎに島村選手が痛恨のミスで転倒。天候も強風で荒れはじめ、サバイバルな状況へ変わっていく。順調にマシンを進めていた相嶋選手はマシントラブルで離脱していたが復活し走行を続けた。そして山中選手はマシントラブルでステージを降りた。15分という長丁場であったが、制したのはTQ & WIN、14.975のベストラップを刻んだ、青木京市選手だった。

[決勝Aメイン]
第2位五十嵐 修之第1位青木 京市第3位島村 純一

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1青木 京市5715:02.614.975
2五十嵐 修之5715:12.015.119
3島村 純一5715:17.615.117
4西山 祐樹5615:06.915.416
5富岡 慎雄5515:06.015.162
6鈴木 モモ5115:14.916.033
7高橋 大助4815:00.615.216
8和田 隆哉4815:21.016.137
9山中 春樹3811:14.515.762
10相嶋 信一3715:10.516.326

GAS POWER TOURING V-ONE クラス


B メイン

中京大会2位通過の桑野 宏昌選手、藤田 勝彦選手、3位は野田 憲一選手が続くが、5分経過あたりのピットイン作業でエンジンストール。1位が桑野 宏昌選手、2位は、野田 憲一選手、3位は中国四国大会1位の児玉 修一選手がAメインへと進んだ。

A メイン

迫力あるエグゾーストサウンド、オイルの焼けた匂い、それらが一体となって魅了するGPツーリングの世界。今年30周年を迎えたが、エンジンツーリングカーの軌跡と共に成長してきた。スタートシグナルが鳴り響き、全車クリーンなレース運びを行いながら、全車サイドバイサイドの戦いが繰り広げられるが、隙あらば刺すぞと、抜きつ抜かれつの争いが繰り広げられた。TQの関東大会2位通過、富岡 祥吾選手が抜け出しオープニングラップを飾るが、2位以下は混乱の幕開けのラップとなった。カーナンバー3番、関東大会1位通過の渡部 聖司選手が2位となるが、富岡選手が最終コーナーで痛恨のクラッシュ。この時間帯、おそらく路面グリップが上がりマシンの変化、操縦の変化が生じているように感じる。3分のところで、中京大会4位の影山 貴選手がトップへ浮上。1位、影山選手、2位、富岡選手、3位影山選手と0.5秒差の等間隔で走行を続ける。そして、4番手には14.168のベストラップを刻み、関西大会1位通過の原田 博志選手が追いかける。Bメインから勝ち上がってきた、中国四国大会1位の児玉 修一選手、そして同じく、中国四国大会2位通過の河野 哲弥選手があえなくピットイン。大時計の針は7分、8分となり、各車ピットイン作業が余儀なく待ち受ける。1位の富岡選手の給油作業の素早さは万全。トップでコースに戻る。10分あたりで、関西大会3位の芳賀 慎悟選手が14.088のベストラップをマーク。大時計が15分を指した時、計測ラインを最初に通過したドライバーは富岡 祥吾選手となった。若きドライバーへ優勝おめでとう!

[決勝Aメイン]
第2位原田 博志第1位富岡 祥吾第3位渡部 聖司

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1富岡 祥吾6015:15.114.421
2原田 博志5915:02.414.168
3渡部 聖司5815:03.714.493
4影山  貴5815:07.714.533
5桑野 宏昌5815:12.914.365
6芳賀 慎悟5715:19.914.088
7野田 憲一5314:11.614.552
8薮内 政夫4615:09.715.107
9河野 哲弥3415:04.914.61
10児玉 修一1002:36.514.945

GAS POWER TOURING TEAM クラス


九州大会1位のピュアデンタルクリニックが快調に飛ばす、2位に東田鉄工S、3位にMAKINO-R&Dのオーダー。3分経過したところで残念ながら、九州大会3位通過のユキ商事がトラブルでリタイアに見舞われた。15分が経過したところで、強風が吹き付ける中、終始チームワークでその走りを支え、1位はMAKINO-R&D、2位は大膳EPS2in1、3位は東田鉄工Sとなった。

A メイン

長い歴史がある京商カップの花形レース。仲間同士で1つの目標に向けて本気で「遊ぶ」チーム戦。ドライバーチョイスから給油のタイミングまで、チームワークが勝敗を左右する。このクラスはスタート前、助手はエンジンをストップし、フラッグが落とされ、上がったところからスターターを上手く操り再スタート&GO!をしなければならない儀式がある。さすがのエキスパートたちは難なくマシンをコースへ送り込む。全車滞りなく走行しクリーンなレースが展開されていく。TQから快走をするチームINFINITI、2番手はMAKINO-R&D、いすゞ自動車、ワイルドスピード、イルカとオーム、美和工業所、ミサト技建との、KSG、大膳EPS2in1、東田鉄工Sのオーダーで時計の針が進んでいった。ワンミスで順位変動が起こるのは、エキスパートドライバーの競走の証。5分過ぎにはワイルドスピードがトップへ浮上。この後、大時計8分からドライバー変更時間となり、その行方は固唾を見守る時間だ。いすゞ自動車が14.302のベストラップを記録した。ドライバー&給油交代で、再びINFINITIがトップへ返り咲く、カーナンバー9番の大膳EPS2in1が3位へ浮上。そして、瞬く間に2番へ浮上する。コーナー5つ先に行くトップを追いかけるが、2ラップ差をどこまで埋められるのか?カーナンバー7番のイルカとオームも4番手へマシンを進め、さらに3番手に浮上。大時計20分が過ぎた時、TQ & WINでINFINITIが優勝を決めた。しかしながら、レース後のオフィシャル車検でレギュレーションに合致しない事項が認められ、残念ながら失格となる。よって、関西大会1位通過のKSGが繰り上がり、大膳EPS2in1が優勝となった。

[決勝Aメイン]
第2位イルカとオーム第1位大膳EPS2in1第3位KSG

Pos.Driver NameLapTotal TimeBest Time
1大膳EPS2in17520:01.514.73
2イルカとオーム7520:02.314.798
3KSG7520:09.414.726
4美和工業所7520:10.114.733
5いすゞ自動車7520:10.714.302
6ミサト技建との7420:01.114.698
7東田鉄工S7320:04.314.378
8MAKINO-R&D7120:05.514.657
9ワイルドビースト5915:52.214.451
10INFINITIDNF--

Concours d'Elegance


幸 重行 選手(FAZER ウルトラスケール エキスパート クラス)

お楽しみジャンケン大会


大会初日のレース終了後には、全員が集まって記念写真を撮影。さらに、豪華な賞品がかけられたジャンケン大会も行われ、協賛メーカーや京商の賞品を獲得しようとする競争はレースと同様に熱く、賞品をゲットした選手たちの笑顔が会場に溢れていました。こうしたアトラクションもR/Cカーイベントの楽しみの一部です。

そして舞台は2024シーズンに


すべての決勝レースが終了し、7名の新チャンピオンが誕生しました。新たなレギューレーションが発表され、参加選手の目は早くも来るべき新シーズンに向けられています。国内最大級のR/Cカーレース「京商カップ」は、選手たちの熱い想い、仲間とのつながり、そして笑顔とともにまた新たな1年をスタートします。