KYOSHO パワーボートグランプリ ROUND2 in 鴻巣レポート

2017.10.15  埼玉県 鴻巣市糠田「どんぐり池」

KYOSHO パワーボートグランプリ ROUND2 in 鴻巣レポート

10月13日(日) 静岡県松戸市にて開催を予定していたパワーボートグランプリROUND2でしたが、台風接近の予報を受けて残念ながら中止となった。前回の6月23日(日) に予定していたROUND1も、前日の大雨により水面のコンディションが悪く中止となってしまったので、2019シーズンは一戦もないまま終わるかと思われた。

しかしR/Cを愛する株式会社メディアクラフト櫻井様のご好意により、埼玉県鴻巣市にある私有地をお借りする事ができ、全4ラウンドを実施することができました。この場を借りて櫻井様には厚く御礼申し上げます。

EP-ST(ストック) クラス


ビギナーが参加しやすく出場しやすいクラス・・・と言うのも、過去のレースで3位までに入賞した選手にはポイントにハンデが課せられるのだ。しかし今大会では過去の大会での入賞者はおらず、全員が同ポイントでのスタートとなった。
レースを制し優勝を勝ち取ったのは松尾選手、全4ラウンドの内3ラウンドで1着に入り総合優勝。そして遠方から駆けつけていただき、2ラウンド目からの参戦となったにも関わらず、松井選手が2位となった。そして3位には柳澤選手が入賞。今回の入賞者の方には次回からハンデが課せられます。

第2位 松井 俊樹第1位 松尾 淳二第3位 柳澤 信広

Pos.氏名船体
1松尾 淳二ジェットストリーム600
2松井 俊樹ジェットストリーム600
3柳澤 信広ツインストーム800

EP-TN(トンネル) クラス


このクラスは船体の真ん中がトンネルのように抜けているのが特徴。また調整も難しく、今回は参加者が少なく2名でのタイマン勝負となった。柳澤選手がラウンド1、2、3で1着になり、このまま逃げ切り優勝するのかと思われたが、ラウンド4で残念ながら転覆してしまった。松尾選手は最初から最後まで安定して完走し、総合ポイントで抜き返し優勝を果たした。

第2位 柳澤 信広第1位 松尾 淳二

Pos.氏名船体
1松尾 淳二ハリケーン900
2柳澤 信広ジェネシス

EP-OP(オープン) クラス


船底がV型になっている船体で争われるオープンクラス。スピードが速く観戦する誰をも魅了して楽しいのだが、選手にとっては一瞬の判断ミスが命取りとなる手に汗握るクラス。レースはベテラン勢達による戦いとなり、1位 伏木田選手、2位 柳澤選手、3位 松尾選手で入賞を果たした。

第2位 柳澤 信広第1位 伏木田 基弘第3位 松尾 淳二

Pos.氏名船体
1伏木田 基弘パシュート
2柳澤 信広ウォーターブラスター
2松尾 淳二ジェットストリーム888

GP-18クラス


今回は18クラスと28クラスの混戦によるレースとなった。電動クラスと違いエンジンの面白いのは、ブイカットによるペネルティが解除されない点だ。またスタートの際も、大時計で1分間をカウントダウンしていき、0秒と同時にスタートするという難易度が高いものだ。そのためフライングやブイカットでポイントを減点される選手が多く、全レース終了した後の集計で結果が大きく変わる事もあり、最後まで興奮が続くのも魅力だ。
全レース終了し、参加選手4名のうち榎本選手が減点160ポイントとなってしまい、どう結果に響くかと思われたのだが、ものともせずに優勝された。

第2位 石井 常義第1位 榎本 道行第3位 伊沢  博

Pos.氏名船体
1榎本 道行パシュート
2石井 常義FMR21V Sリミテッド
3伊沢  博ファルコン

FMRクラス


全7名でのレースとなり、この日いちばん参加者が多いクラスとなった。GP-18クラスでも優勝を果たした榎本選手がFMRクラスも制して優勝を果たした。全日本優勝の腕前はさすがで、まさにエンジンのスペシャリストと言えよう。
続く2位以下は混戦となり、池田選手が2位、惜しくも3位の伏木田選手は減点110ポイントが総合結果に響いてしまった。

第2位 池田 昌由第1位 榎本 道行第3位 伏木田 基弘

Pos.氏名船体
1榎本 道行FMR21V SIII
2池田 昌由FMR21V SIII
3伏木田 基弘FMR21V SIII

EM(イーモノ) クラス


今大会のエキシビションとして、JMPBAヒートレース電動クラスのレギュレーションにより実施しました。参戦した選手達は今回のパワーボートグランプリでの優勝は勿論、その先の全日本も見据えて優勝を狙うエキスパート達で争われた。ここでも榎本選手が優勝し、エントリーされた3クラス全てで優勝という圧巻の結果を残した。


第2位 岸  清勝第1位 榎本 道行第2位 伏木田 基弘

Pos.氏名船体
1榎本 道行パシュート
2岸  清勝FMR21V S2
3伏木田 基弘パシュート

これで本年度の水物レースは全て終了となります。
マリンカップ、パワーボートグランプリとご参加いただいた全ての皆様に御礼申し上げます。今後も皆様と一緒に楽しんでいけるようなレース・イベントを運営企画してまいります。