JMRCA 1/8スケール エンジンオフロードカー 2018全日本選手権レポート

2018.9.22-23  三重県松阪市『RC LAND23』

JMRCA 1/8スケール エンジンオフロードカー 2018全日本選手権レポート

インファーノMP9 TKI4 がグランドファイナル最多の6台進出!4大会連続オープンクラス制覇&杉浦悠介選手が2連覇達成


2018年9月22日(土)と23日(日)の2日間にわたり、三重県松阪市のRC LAND23で開催されたJMRCA 平成30年度 1/8スケール エンジンオフロードカー全日本選手権において、チーム京商インターナショナルドライバーの杉浦悠介選手が2連覇を達成するとともに、インファーノMP9 TKI4 が4大会連続でオープンクラスTQ&優勝を達成。

杉浦選手、心から優勝おめでとうございます!

そして、インファーノMP9 TKI4を選び、戦い抜いたすべてのドライバーへありがとうございます!

【大会初日】 前日より小雨が降り続くなか、タイムテーブルどおり受け付けが行われ、開会式では松阪市市長である竹上真人氏のあいさつとともに大会が開幕。開会式終了後も降雨によってスケジュールが大幅に変更となったが、午前中にフリー走行、続いてコントロールプラクティスが行われた。
路面はぬかるんだ箇所が多く、走行ラインも限られるため、各選手とも苦戦を強いられたが、スポーツクラスでは亀田大揮選手がトップタイムをマーク。スポーツクラス優勝経験もある杉浦清彦選手が僅差で続く。オープンクラスが始まる頃には路面コンディションが徐々に回復し、各選手のタイムもアップ。ディフェンディングチャンピオンである杉浦悠介選手が1分14秒台をたたき出してトップタイムをマーク。調子のよさが光る。2番手には高城 航選手、3番手に田中和哉選手、4番手に木村啓吾選手がつける。以下、梶原樹里也選手、河本 周選手、河本篤志選手、高城 学選手と、TOP10のうち上位8台をインファーノMP9 TKI4が独占。車体、選手の調子のよさがうかがえる結果となった。 ●予選1ラウンド 午前中の雨雲もすっかりなくなり、ところどころに青空が見え始めた予選1ラウンド目。コースコンディションは若干重いものの、車体に泥が残るほどではない状態のなか、各選手のタイムアタックが始まった。スポーツクラスは亀田選手が制し、2位にはコントロールプラクティスと同様に杉浦選手が続く。オープンクラスは杉浦選手が他を圧倒する速さをみせてトップに立ち、2番手以下も京商車がトップ10に7台入った。 ●予選2ラウンド 路面はところどころで乾きはじめ、ベストコンディションとなる。各選手のベストタイムも上がり、1ラウンド目よりもタイムアップ。8周に入る選手が増え、さらに激戦の様相を呈した。スポーツクラスは、1ラウンド目から安定した走りを披露する亀田選手が制し、暫定シードを獲得。オープンクラスはワンミスで大きく順位が変動する緊迫した状態のなか、1ラウンド目から好調の杉浦選手が最後までノーミスで走りきり、2ラウンド目も制す。これにより、シード枠は確定となった。

【大会2日目】 ●予選3ラウンド 大会初日とは異なり、朝からベストコンディションのなかでレースは進行。スポーツクラスは初日から好調の亀田選手が3、4ヒートを立て続けに制し、パーフェクトな走りでTQを獲得。オープンクラスは、初日の2ラウンドを制した杉浦選手が序盤でミスもあり順位を落とす。ここで浮上してきたのが梶原選手。見事な走りで3ラウンド目を制して、シード枠獲得に王手をかけた。 ●予選4ラウンド 最後の予選となる第4ラウンド。オープンクラスはスタートからハイペースで走行する杉浦選手を梶原選手が追う拮抗した展開。毎周上位陣の順位が入れ替わり、誰がトップゴールするかがわからない状況のなか、4ラウンド目も梶原選手がトップゴールを果たしてシード枠を手にした。

オープンクラス グランドファイナル


オープンクラスは1/2ファイナルから勝ち上がった高城(航)選手、木村選手、廣木 大選手、金井祐一選手がグランドファイナル進出を決め、全10台中6台が京商勢となり、1時間のグランドファイナルを迎えた。スタートから猛ダッシュを決めた杉浦選手は、序盤から37秒台のハイペースで走行し続けて独走状態に。レース開始30分で全車をラップする圧倒的な走りでトップをキープし、1時間の長丁場であるグランドファイナルを走りきり、完璧なレース運びでTQ&優勝を成し遂げた。


第2位 鶴田 絢史第1位 杉浦 悠介第3位 梶原 樹里也

Pos.Driver NameLapTotal Time
1杉浦 悠介931:00:31.000
2鶴田 絢史901:00:07.299
3梶原 樹里也901:00:24.410
4金井 祐一891:00:26.005
5大阪 賢治891:00:29.862
6木村 啓吾881:00:01.429
7廣木  大871:00:14.370
8高城  航861:00:19.001
9遠藤 大輔841:00:20.610
10竹内 康久821:00:27.339
※ MP9ユーザー

スポーツクラス グランドファイナル


レースはスポーツクラス、オープンクラスの順で進行。各クラス決勝は1/4ファイナルからスタートとなった。スポーツクラス1/2ファイナルからインファーノMP9 TKI4で参加した岩田久宏選手、飯田勇一選手、杉浦選手、今村 寛選手が勝ちあがり、グランドファイナルに進出。45分間のグランドファイナルへと駒を進めた。グランドファイナルはTQを獲得した亀田選手を筆頭にレースがスタート。ところどころでミスもあり、スタート直後は順位の入れ替えが激しさを増した。そんな混沌とした状況のなか、2番手からスタートした小谷選手が亀田選手をパスしてトップに立つと、2番手以降をじわじわと引き離す展開となり、そのまま逃げ切ってスポーツクラス優勝を獲得した。


Pos.Driver NameLapTotal Time
1小谷 浩輔6545:10.238
2亀田 大揮6545:31.379
3大場 孝之6345:26.556
4黒羽 浩史6345:35.602
5飯田 勇一6245:15.493
6岩田 久宏6145:01.777
7杉浦 清彦6145:12.525
8尾池 輝昭 6145:35.032
9今村  寛6045:27.872
10鈴江 明夫5945:05.956
※ MP9ユーザー

インファーノユーザー


今回の全日本選手権にインファーノMP9で参戦していただきました選手の皆様、ありがとうございました。