KYOSHO CUP 2015
SUNDAY RACE
2015 5.30.31 静岡県 NEXCO中日本 清水パーキングエリア


2015シーズンスタートは中京地区大会、新東名高速道路清水パーキングエリアで開催!

22年に及ぶ歴史を誇る伝統の「KYOSHO CUP」が、今年度もいよいよ幕開けの時を迎えた。2015シーズンのスタートは、5月30/31日に開催された中京ブロック大会。そしてその記念すべき初戦の場所として選ばれたのは、新東名高速道路清水パーキングエリア ぷらっとパーク(ネオパーサ清水/上下線集約型) 多彩なアパレル・雑貨系のショップ、カフェが充実している広大な施設の中心に位置するイベントエリアに「KYOSHO CUP」の特設コースが異彩を放っていた。

来場者達は何事が始まるのかと興味津々。ドライバー達が練習走行を開始すると、心地よいGPマシンのエキゾーストノートに惹きつけられ、さらに軽快に走り抜ける様々なマシンの迫力を目の当たりにして、コース周囲にはたくさんの人垣ができるほどとなった。予期せぬイベントながら、足を止めずにいられない魅力に気づいてくれたのだ。参戦者と参加チームのモチベーションも、これに比例して急上昇。熱い戦いの始まりを予感させると同時に、「KYOSHO CUP」にとって未体験の環境での開催が、新たな時代の幕開けを感じさせてくれた。





ビギナーからエキスパートまで、9クラスの熱い戦いに酔いしれる!

レースは「DRX-GP/チーム戦」「ピュアテンGP/エンジョイクラス」「ピュアテンGP/シリアスクラス」「EPミニ」「オープンクラス」「ピュアテンGP/チーム戦」「プラズマLm」「EPバギー/ジュニアクラス」「EPバギー/一般クラス」の9部門(クラス)を開催。土曜日と日曜日に分け、できるだけたくさんの出走機会を得られるべく、プログラムが工夫された。それは昨年度までの「京商トロフィー」の楽しさと参加しやすさ、そして歴史ある「京商カップ」の本格的なモータースポーツスピリットを融合させたものでもある。そして、より進化したレースイベントとしての魅力を証明するように、延べ100名以上の参加者によって、大興奮のレースが繰り広げられたのだ。

各クラスとも、常連ともいえる昨年までの出場者の懐かしい顔が揃うのと同時に、新たに参戦を果たした選手やチームも多数出場。文字通り手に汗握るバトルを繰り広げ、観客にとって見応え十分。レース観戦を通して、自らもR/Cカーにチャレンジすべく入門したいとの観客も現れ、たくさんの質問をいただくことができた。





大人も子供も、男性も女性もない。だからこそ楽しめる。

親子での参戦も多かった今回の京商カップ。中でも新設のバギークラスでは、扱いやすさとタフなマシン性能、そして走らせやすさからレース体験の少ないレースビギナーの参戦も目立っていた。ジュニアクラスには幼稚園年長組の5歳のお子さんも参戦するなど、全選手が和気あいあいムードで、レースの楽しさを満喫していた様子。しかしそれだけではないのもレースのもうひとつの側面でもある。ことテクニックの巧拙において年齢は関係ない。手練れの小学生選手に、大人の出場者がギヤチョイスのアドバイスを受けてレースに臨むなど、モータースポーツならではの公平性に、今更ながら唸る場面も多数見受けられた。

昨年度から始まった人気のPLAZMA Lmクラスには20名の選手がエントリー。決勝Aメインでは何と、小泉選手による親子対決が勃発。ベストラップは息子の大晴選手に譲ったものの、レースメイクではさすがの貫禄を見せつけ、見事表彰台2位をゲットしたのは父親、小泉学選手でした。

そして今回も女性選手が出場。決して人数は多くないものの、その参戦姿勢はいささかの妥協や甘えもない。DRX GP (チーム戦)では、男性顔負けのドライビングテクニックを誇る女性ドライバー市村選手と鈴木選手のサイドバイサイドの手に汗握る闘いに、ギャラリーからも熱い歓声が沸きあがっていた。








展示モデルへの熱い視線。

パーキングエリアを訪れる一般の人たちに、レース観戦とともに、京商製品の魅力に触れてもらうことを目的に、今回の京商カップでも新モデルを多数展示。特に反響が大きかったのがビンテージシリーズの「スコーピオン」「トマホーク」「ビートル」だ。『20年ぶりの再会だ!憧れのR/Cマシンだったんだよ』といったうれしい声が寄せられた。きっとこれらのモデルが発表された当時、R/C少年だったに違いないオールドボーイ達が、熱い思いを伝えてくれた。これを機会に再びR/Cカーを走らせてみたくなったといった声も、多く聞くことができた。

さらにダイキャストカーの新シリーズ「サムライシリーズ」も大人気。ピンククラウンは実車のCMでの関心も手伝って、販売時期や価格など、たくさんの質問をいただいた。





第2位 小松 誠 第1位 小泉 学 第3位 小泉 大晴
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1小泉 学43L8'08.547"11.103"
2小松 誠42L8'05.071"11.221"
3小泉 大晴42L8'06.545"11.012"
4北川 善隆42L8'08.884"10.949"
5影山 貴41L8'04.619"11.407"
6中島 徹41L8'10.743"11.352"
7太田 十三雄41L8'10.783"11.450"
8秋山 博志40L8'00.952"11.251"
9増尾 孝幸39L8'09.506"11.587"
10竹内 良友4L11'31.200"11.931"
■オープンクラス結果
【上位 2チームはファイナルチャンピオンシップ出場権獲得】
第2位 MAKINO R&D 第1位 (株)E・P・S - A 第3位 美和工業所
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1(株)E・P・S - A110L25'05.739"12.624"
2MAKINO R&D109L25'11.274"12.612"
3美和工業所108L25'08.025"12.636"
4土屋エンジニアリング107L25'09.102"12.779"
5トナミ商店106L25'04.132"12.387"
6Team SKY W104L25'09.285"12.329"
7プラスシステム102L25'02.902"12.396"
8スカイホビー101L25'00.515"12.783"
9ひらいし2001S101L25'09.715"12.568"
10クムホタイヤ A95L22'32.434"12.617"
■DRX GPクラス チーム戦 結果
【上位 2名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得】
第2位 福島 資和 第1位 北井 利幸 第3位 大橋 正俊
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1北井 利幸38L8'07.047"12.509"
2福島 資和37L8'06.379"12.442"
3大橋 正俊37L8'07.357"12.807"
4丸山 泰佑37L8'11.380"12.677"
5鈴木 里志37L8'11.993"12.763"
6木下 啓治37L8'12.059"12.602"
7渡辺 美樹雄37L8'26.279"12.707"
8北山 和正35L8'13.036"12.589"
9國井 英二34L8'01.119"12.557"
10鈴木 厚紀24L5'17.964"12.801"
■EPミニ クラス 結果

※2位通過 福島選手は代表権を辞退されたので、3位の大橋手が代表権を取得されました。

第2位 丸山 富男 第1位 安達 陽平 第3位 秋山 佑介
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1安達 陽平87L20'14.679"12.587"
2丸山 富男80L20'09.427"12.002"
3秋山 佑介69L20'04.763"12.556"
4安達 玲子65L19'31.781"14.756"
5磯 和良42L8'59.310"11.760"
6山根 俊弘6L3'07.727"11.386"
■PureTen GP エンジョイクラス 結果
【上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得】
第2位 桑野 宏昌 第1位 福島 資和 第3位 田村 穏広
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1福島 資和105L20'05.710"10.526"
2桑野 宏昌105L20'05.838"10.619"
3田村 穏広105L20'10.746"10.842"
4標 憲一105L20'11.755"10.821"
5松本 孝104L20'07.812"10.704"
6大橋 正俊103L20'08.484"10.912"
7伊波 隆102L20'10.353"10.815"
8岩澤 清孝101L20'03.609"10.989"
9丸山 泰佑95L18'31.782"10.830"
10富永 信生47L9'44.445"11.158"
■PureTen GP シリアスクラス 結果
【上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得】
第2位 浅場 忍 第1位 纐纈 敏昭 第3位 小野 達也
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1纐纈 敏昭33L8'10.968"14.174"
2浅場 忍33L8'11.357"14.162"
3小野 達也32L8'03.011"14.557"
4瀬尾 健太31L8'02.086"14.639"
5小泉 学31L8'04.127"14.506"
6相嶋 信一31L8'06.898"14.992"
7竹内 良友31L8'10.256"14.433"
8小松 誠31L8'14.304"15.026"
9竹内 聡史31L8'14.772"14.927"
10北川 善隆24L8'01.086"15.430"
■EPバギー 一般クラス 結果
【上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得】
第2位 山西 将人 第1位 小泉 大晴 第3位 岡島 佳汰
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1小泉 大晴29L8'13.694"16.467"
2山西 将人28L8'07.918"16.642"
3岡島 佳汰27L8'06.163"17.035"
4所 凉生25L8'08.932"16.794"
5富岡 祥吾23L8'11.757"18.455"
6高橋 朔也23L8'18.159"18.880"
■EPバギー ジュニアクラス 結果
【上位 3名はファイナルチャンピオンシップ出場権獲得】
第2位 小泉 学 第1位 鈴木 里志 第3位 木下 啓治
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1鈴木 里志44L8'11.407"10.733"
2小泉 学43L8'09.446"10.755"
3木下 啓治42L8'02.600"11.043"
4渡辺 美樹雄42L8'04.680"10.926"
5秋山 博志42L8'06.696"10.731"
6小泉 大晴42L8'09.908"10.747"
7小松 誠42L8'14.009"10.683"
8太田 十三雄41L8'00.327"10.702"
9北川 善隆41L8'05.185"10.631"
10木下 政勝39L8'07.818"10.913"
■プラズマLM クラス 結果
【上位 3チームはファイナルチャンピオンシップ出場権獲得】
第2位 インフィニティ 第1位 いすゞ自動車 第3位 インフィニティ
Pos. Team Name Lap Total Time Best Time
1いすゞ自動車132L25'02.346"10.686"
2インフィニティ131L25'02.724"10.680"
3ひらいし2001R131L25'06.765"10.731"
4ニックスA130L25'02.917"10.337"
5飯田製作所D129L25'01.775"10.676"
6ニックスB127L25'04.335"10.579"
7チーム エクステリア・パル126L25'09.478"10.403"
8飯田製作所A125L25'10.854"10.740"
9S.R.M. jack119L25'05.669"10.649"
10ひらいし2001S110L25'07.906"10.563"
■PureTen GPクラス チーム戦 結果

KYOSHO CUP 恒例 じゃんけん大会!







京商カップは、いつもアナタを待っている。

本大会ではKYOSHO CUP史上初となるテレビ局4社、新聞社1社、ラジオ局1社の取材が入り、R/Cモータースポーツを広くアピールする絶好の大会となった。 京商カップはこれからも今回のような、かつてない大胆な企画を立案中。参戦するのが一生の思い出として残るような、そんな密度の濃いレースイベントの開催を約束したい。今回参戦された方も、できなかった方も、京商のアクションに注目して欲しい!





Concours d'Elegance

増尾 孝幸 選手(オープンクラス )

山口 紀彦 選手(EPバギー一般クラス)