この日の午前中は約3時間練習走行。丸山選手を中心にシャーシ、タイヤの選択を順調進める。
このレースは8時間と言う長丁場！GPジャンルとしては国内最長のレースのためシャーシのテストと同時にタイヤ交換、バッテリー交換、燃料給油の練習も合わせ行った。
チーム京商 with 近藤科学レーシングは順調にタイムを伸ばし17秒231を出し、練習走行のトップタイムをマーク！

20分間の周回レースで順位を決定、ドライバーは最低1回の交代が必要。
予選ヒートは2ヒートで組まれ、チーム京商 with 近藤科学レーシングは第1ヒートで出走。 第一ドライバー丸山選手が担当し7分間走行、第二ドライバーは嶋崎選手が残り時間の13分の走行を担当で予選に挑みました。 レース序盤ではKSGチームに先行を許すものの安定した走りでこのヒートトップゴール。
第二ヒートでもチーム京商 with 近藤科学レーシングのタイムを上回るチームは無くTQを獲得。

決勝レースは朝9時にスタートし午後5時にゴール！チーム京商 with 近藤科学レーシングはトップに嶋崎選手→後藤選手→丸山選手のドライバーオーダーで決勝に挑む。
給油は7分間隔、タイヤ交換は35分間隔、バッテリー交換は2時間間隔で作戦を立てる。近藤科学製のサーボは低電流で8時間を3回のバッテリー交換で済む計算。ここが勝敗の大きなポイントとなった。

スタート直後は予選2位のKSGがハイペースでトップを譲るものの、チーム京商 with 近藤科学レーシングは序盤でトップに立ち徐々に2番手KSGを引き離す、一番の心配であったバッテリー交換も奥村メカの素早い交換で他のチームを上回る！
しかし、レース中盤に周回遅れと接触しステアーリングの修理のためピットイン！トップをKSGに明け渡すも、そこから追い上げ再びトップに、終盤には2番手以降にトラブルもあり優勝！
V-ONE R4 EvoⅡは快調に走行し、OS12TGエンジンもコース上では一度のエンストする事無く8時間を走り切りました！
もちろん近藤科学のメカも予想を超える低消費電流で優勝に大きく貢献！