用語集 A to Z




【追い充電】
使用する直前に、満充電しておいたバッテリーをもう一度充電すること。この作業をすることで高い電圧を保持したままでバッテリーを使用することができ、めいっぱいその容量を引き出したい時に有効。

【オートカット】
電動飛行機やモーターグライダーで、搭載するひとつのバッテリーを、モーターの回転とサーボの動作の両方に使用する場合に、バッテリー電圧が一定以下になると自動的にモーターへの供給を切り、サーボ側への電源供給のみに切り換える装置のこと。これによりバッテリーが突然、空になり飛行機が操縦不能になることがなく、モーターは回らなくとも機体のコントロールが可能で、安全に機体を着陸させることができる。

【オートカット機能】
充電器の機能のひとつ。バッテリーが過充電されると、異常発熱し、液漏れや破裂を行うことがある。そこでその危険な状態になる前に、自動的に充電作業自体をオフにしてしまう機能のこと。

【OPTO方式】
“オプト”方式と読む。電動機で、動力用の電源と受信機、サーボ用の電源を別にする方式のこと。バッテリーをふたつ以上搭載することになるので、機体重量が増えてしまうが、動力用のバッテリーが空になった時でも、受信機用バッテリーは残っているので、機体をコントロールさせて着陸させることができる。

【親バッテリー】
親電源とも呼ばれ、動力、受信機用のバッテリーを充電するために必要な電源のこと。R/Cの充電器のほとんどが直流電源を使用するため、鉛蓄電池が用いられている。

【オールドタイマー】
模型飛行機黎明期に製作されたフリーフライト機などのスタイルを模したR/C飛行機のこと。当時のノスタルジックなシルエットや雰囲気を持っており、根強いファンを有している。また、R/C飛行機隆盛期のスタイリッシュな飛行機をモデルにした機体のことを、ゴールデンエイジと呼ぶ。

【オールフライングテール】
フルフライングテール、あるいは単にフライングテールとも呼ばれ、水平尾翼全体が可動し、エレベーターの役割を果たす舵の事。

【折りペラ】
電動モーター、またはエンジンを搭載したグライダーなどに装備されるプロペラに採用される事が多い。モーターやエンジンが停止した後、風の抵抗で自動的にプロペラが後方に押されて胴体に沿うように折りたたまれ、滑空時の空気抵抗を減らすことができる。フォールディングペラとも呼ばれる。