KYOSHO CUP2015の最終戦となる第7戦九州ブロク大会が鹿児島県霧島市の「LOFT RC サーキット」で11月7日･8日の二日間に渡り開催された。大会会場は鹿児島空港からも近く、整備が行き届いた綺麗なサーキット、緑が多く自然に囲まれた抜群の環境での大会となった。

＜PureTenエンジョイクラス＞

山口県から遠征の黒木選手を含め4名が参戦。レースの雰囲気を楽しみながらも勝負への拘りが随所で発揮されたレースを展開。予選トップの秋田選手が決勝後半トラブルにより後退する中、コンスタントにラップを重ねた黒木選手が優勝。2位：坂本選手3位：大橋選手という結果となった。

＜PureTenシリアスクラス＞

九州各地から19名のエントラントが集結。レース序盤から激しいデッドヒートが繰り広げられ、予選19位ながらベストラップ（14.370）をマークした井出選手がCメイン-Bメインと勝ちあがり、予選上位選手を抑え昨年度の6位から大きくジャンプアップ、表彰台の中央に上り詰めた。2位には昨年の覇者穴見選手、3位には平原選手が滑り込んだ。

＜EPミニクラス＞

(株)ABCホビーの多根井社長も一般ユーザーと肩を並べて参戦、名古屋からの遠征組も含めて腕自慢のFF使いが熱戦を展開。決勝9位までが予選と全く同じ順位という結果となり、予選トップの木下選手が2番手に2秒以上の差を付け優勝、最後の代表権の1枠をゲットした。

＜オープンクラス＞

KYOSHO CUP初参加の黒瀬選手はMini-Z CUPでも活躍しているファイナリスト。初めてのマシン＆久々のアウトドアRCとの事で緊張の面持ちながら普段どおりの沈着冷静なレース運びを発揮、並み居るPLAZMA Lm使いを抑え予選TQ & WINで表彰台中央をゲット、実力を発揮した。

＜DRXクラス・チーム戦＞

障害物＆ターマックの攻略が試されるDRXクラスには全８チームが参戦。予選から抜群の速さと安定感を発揮した昨年の覇者「�潟�キ商事」がベストラップでも2位以下を圧倒、貫禄の走りで優勝＆代表権をゲット。2番手には強豪「キューヘン」を抑えた「ボビーズパッションQ」が入り、残り1枠の代表権を獲得した。