KYOSHO MARINE CUP 2014
2014年9月14日(日) 第28回 KYOSHO マリンカップ in 東山湖 静岡県御殿場市

静岡県御殿場市にある東山湖フィッシングエリアにて表記大会が行なわれました。
すっかり秋の様相を呈してきた涼しい気候の中での大会となりました。
例年より1週間早い開催でしたので排水後の湖面の水位が確保できるか心配されましたが、今年は降雨量が多かったため水が十分に溜まり通常のコースレイアウトでレースができました。

最初にEPストッククラスがスタート。1ラウンド目にトップに立った鈴木選手が、2ラウンド目以降船体のトラブルでリタイヤ!2ラウンド目は1ラウンド目リタイヤしてしまった松井選手がトップを取り2位に浮上。そして迎えた最終ラウンドで今度は柳沢選手がトップでゴール!最終的には一度もトップを取れなかった殿岡選手が気が付くと前回の大会に続き優勝!

EP TNクラスは思い思いの改造を行ないコーナーでの安定性を高める工夫を施していましたが、パワーをもてあまして転覆してしまう選手が多く、水面が荒れていた訳ではないのですが完走率が低いレースとなりました。
1ラウンド目は柳澤選手が殿岡選手とのバトルを制してトップでゴール!2ラウンド目はほぼノーマル状態の矢崎選手が柳沢選手とのバトルを制してトップゴール!この時点で上位2名の点差は僅か75ポイント。十分に逆転の可能性がある最終ラウンドでは、それまでリタイヤ続きだった鈴木選手が見事トップでゴール!優勝争いで競っていた矢崎選手は未出走となってしまったため結果は唯一3ラウンド完走した安定性の高さを武器にした柳沢選手が優勝!

EP OPクラスは常勝殿岡選手のFMR改に今大会で初参加の要田選手が喰らい付きますが、直線、コーナーともに殿岡選手が一歩リードして1200Pのフルマークで優勝!ジェットストリーム888VEは今後の煮詰めに期待したいところです。

650mmヨットクラスは、エントリーが少なく3名でのレースとなりました。
なぜかこのクラスのスタートになると無風状態が続き、なかなか前に進めずに各選手とも苦戦していました。
そんな状況下でも安定して風を読んだ塚本選手が2、3ラウンドでトップを取り優勝!
1,2ラウンドでタイムオーバーだった根塚選手も最終ラウンドで無事ゴール。

700-900クラスは今回1名のみでしたので、シーウインドクラスと混走でのレースとなりました。
シーウインドクラスはベテランの中村、湯原両選手の争いとなりました。ワンメイクレースなのですが、風の変化に即応した調整を施し、ライン取りを変化させて最短距離を狙う走りは他の選手の参考になっていました。
結果は中村、湯原選手が1.7Pで同点優勝!

今シーズンのヨット大会はこれで終了となりますが、選手の間ではラジコン技術誌に掲載されたシーウインドカーボンエディションレディセットへの期待感は高く、初期の船体を走らせている選手の中には買い替えを考えている人もいました。

今回の会場は、近くにある御殿場プレミアムアウトレットの臨時駐車場になっていて、3連休の買い物に来た家族連れなどのギャラリーがとても多く、初めて目にするRCボートの驚異的な速度や、動力無しで優雅に走るRCヨットに歓声が上がる場面もあり、多くの方に楽しんで頂けた様子でした。

 



EP-ST CLASS


順位
氏名
船体
1殿岡 正啓エアストリーク500
2柳澤 信広ツインストーム800VE
3松井 俊樹VOLAN

※大会の詳細な結果はこちらから(PDF)>>

EP-TN CLASS


順位
氏名
船体
1柳澤 信広ハリケーン900VE
2矢崎 裕史ハリケーン900VE
3鈴木 健矢ハリケーン900VE

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EP-OP CLASS


順位
氏名
船体
1殿岡 正啓FMR21V EP
2要田 伸治ジェットストリーム888VE
3柳澤 信広ウォーターブラスター

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650 CLASS


順位
氏名
船体
1塚本 太郎フォーチューン612V
2竹内 正司フォーチューン612V
3根塚 洋一フォーチューン612U

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700-900 CLASS


順位
氏名
船体
1近澤 昌也シードルフィン770

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SEAWIND CLASS


順位
氏名
船体
1中村 良夫シーウインド
1湯原 芳孝シーウインド
3米山 健一シーウインド

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