開発者が語る誕生秘話
小ささとスローフライトへのこだわりが、
R/Cプレーン史上かつてない面白さを実現した!

<シー&スカイグループ>
濱崎 剛志
昭和44年3月23日生まれ
東京都足立区出身
血液型 A型



■いつでも、どこでも、飛ばせるR/Cプレーン

Web エディター(以下Web):
デスクトップにも飾れるという小ささに話題が集中していますが、このサイズのR/C量販機というのは珍しいんじゃないですか?


濱崎:
多分R/C史上初だと思います。でも、小ささだけを求めたんではないんですよ。インドアでも気軽に飛ばせる機体を実現したいという夢が、まずあったんです。そうすると、極力小さくて、しかも低速で飛ばなければならない。その目標に向かって空力面から追い込み、R/Cメカの新開発と素材面での現実的な追求とで行き着いた解答が、このミニュームプレーンシリーズになったというわけです。
  Web:
その目標の具体的内容とは?


濱崎:
インドアでも楽しめるくらいゆっくりと飛ぶには、とんでもなく軽くしなければ不可能です。しかも量産性とコストは無視できません。技術的に最高のものを、たくさんの方に楽しんでいただきたいという京商のモットーを踏み外せませんからね。そこで定めたのが、まず速さは秒速3m以下。そうすると機体重量を10g位としなければ、小さくて低速で飛ぶ飛行機はできないという目標値ができました。

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